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2005年12月05日

「おはなし絵本クラブ」で子供の心に残る絵本を見つけてください!

子どもは話を聞きながら、絵を見てイメージを膨らませます。繰り返し読んでもらううちに、自分なりの展開もできるようになります。お母さんやまわりの大人にたくさん語りかけてもらった子どもは、言葉の発達が良いといわれています。特に、0~3歳までの子どもは、脳の成長期です。

この時期母親、父親の声で子供に絵本を読み聞かせるのが大変効果があります。
小さい時に、よく本を読んでもらった子供は、大きくなっても人の話をよく聞く子供になるらしく、ベテランの小学校の先生になると、この幼児期に本を読んでもらったか、読んでもらっていないかが分かるほど差が出るようです。


では、読み聞かせるにあたって、どのような本を選べばよいでしょうか?


1.赤ちゃんがふだん見たり、さわったりして知っている身近なものを題材にしたもの

 自分の知っているものを絵本の中に見つけると、赤ちゃんはとても喜びます。同時に、実際の物と絵、そしてことばが同じものを意味していることを知ります。例えば実物のイチゴとイチゴの絵、「イチゴ」ということばの3つが同じ意味を持っていることを学びます。そうやって赤ちゃんは、ことばの概念を作り上げていくのです。
 私たち人間は、物を考える時には必ず言葉を使います。だから、思考能力を発達させるには、まず言葉の概念を持つことが必要なのです。


2.絵が写実的に描かれているもの

  あまりにデフォルメされている絵だと、赤ちゃんには何の絵なのかわかりません。そのものの特徴をよくとらえて描いているものを選びましょう。
 絵が写実的に描かれ、赤ちゃんに伝えたい内容だけがきちんと表現されているものを選びましょう。背景などの無関係な絵がたくさん描き込まれていたり、写真では、赤ちゃんはどこを集中して見たらよいのかわからなくなってしまいます。
 絵は1ページまたは見開きに1つだけ描かれたものがよく、また赤ちゃんは暖色系の明るい色遣いのものを好むようです。


3.絵が赤ちゃんの視点で描かれているもの

 例えば靴の絵なら、靴を上から見て描いているものです。赤ちゃんはいつも靴を上から見ているので、横から見た絵だとそれが靴だとわからないのです。
 同じ理由から鳥瞰法(高い視点から見下ろして描くやり方)で描かれた絵も、赤ちゃんには理解できません。高いところから下を見た経験がないからです。遠近法(近くの物を大きく遠くの物を小さく描くやり方)などで描かれた絵も同様に理解できません。


4.文章は覚えやすいリズミカルなもの

 文章はなくてもかまいません。大切なのはお母さんの語りかけです。「このニンジン、昨日食べたね。おいしかったね」というふうにどんどん語りかけてあげましょう。絵本は、赤ちゃんとお母さんが対話するための道具でもあるのです。文章のある絵本を選ぶ場合は、赤ちゃんが覚えやすいリズミカルな表現のものにしましょう。


5.しっかりした作りで、安全性が考慮されたもの

 この年齢の子供の手の大きさでは、一辺が12~15センチのものが持ちやすいようです。本の角は危なくないよう丸くカットされたものがよく、厚手の用紙を使用したものだと手を切る心配がなくて安心です。
 また、赤ちゃんは本をひっぱったりなめたりするので、丈夫な作りがよいでしょう。ビニールでコーティングされたものは汚れをふきとりやすいので絵本を清潔に保てます。

 

上記のように、たかが絵本といっても、何でもよいと言うわけにはいきません。
現在の家庭では、共働きが多く、なかなか読み聞かせの時間がないのも事実です。

その為、現在の世の中は、非常に便利な物が出回っています。

例えば、絵本を朗読したCD! 
昔話やアニメなどのビデオ!など・・・

確かに、これらの物を聞かせたり見せたりしておけば、子供もおとなしく、両親の手を煩わせずに済むかもしれません。

しかし、上記でも書いた通り、母親、父親の声で子供に絵本を読み聞かせて下さい。
この時期の絵本の読み聞かせは、まさにおすすめです。

 

「どんな絵本が子供によいか分からない!」と言ったお父さん、お母さんへ




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